糖質を摂りすぎると太るだけではなく

アルツハイマー病は、糖質を摂り過ぎた結果起る、肥満とインスリン抵抗性の高まりが原因で、血液中にインスリンが大量に分泌され、その分解でインスリン分解酵素が手いっぱいになることから起るのである。

そのため、現在では、アルツハイマー病を、「脳の糖尿病」と呼ぶ専門家もおり、遺伝が原因で起るI型糖尿病や、生活習慣の乱れとメタボの結果、発症するⅡ型糖尿病と並んで、Ⅲ型糖尿病とも呼ばれるようになった。

分かりやすく言えば、誰でも40代からの肥満が原因となり、メタボ状態が長期化し、糖尿病になり、やがてアルツハイマー病へと進行していくことになる。

現在、糖尿病と診断される平均年齢は、37歳であり、アメリカの症病予防センターでは、25歳になったらⅡ型糖尿病の診断を受けるよう推奨している。決して、60代からの問題ではないのだ。

糖尿病の発症には、条件がある。

それは、炭水化物、特に精製炭水化物と呼ばれる、血糖値が急激に上がりやすい食品と甘いものを大量に摂取し、その結果、急上昇した血糖値を下げるために、インスリンを大量に分泌する。このインスリン、本来は運動などで消費されるが、運動不足になると血液中がインスリンーホルモンでいっぱいになる。その結果、高インスリン血症となって、アルツハイマー型認知症になりやすくなる。

その悪循環を断ち切るには、糖質制限しかないのだ。

糖質制限すれば、血糖値は上からないため、それを下げる余分なインスリンは分泌されない。従って、これまで働き詰めだった膵臓を休ませることが出来る。

また、糖質が入ってこないと、身体のエネルギー源が不足するため、これまで蓄積されていた体脂肪をエネルギーとして使用する。

その結果、ポッコリお腹が解消し、インスリン抵抗性も弱まっていく。

必要以上の糖質を摂らないことで、こうした身体の逆メカニズムが働き出しているのに、途中で糖質を摂ってしまったら、全てが元に戻ってしまう。そして、また悪循環の道をひた走ることになるのだ。

つまり糖質制限をしてダイエットすることは将来の健康のためにも非常に有効なのである。